INTERVIEW

プロゲーマーとして
「かっこいいお母さん」
でありたい

プロゲーマー ゆうゆう

「日本でもPCゲームをだれでも簡単に自由に遊べるようにしたい」そんな想いから生まれたGALLERIAは、2020年7月、ゲーマーにとって信頼できる「相棒」となれるよう新筐体とともにリニューアルを行いました。
リニューアルに合わせて、GALLERIAの志と同じくゲームを愛し、挑戦をし続ける方々にインタビューを行っています!

今回のインタビューは、シャオユウ使いとして有名なプロ「鉄拳」プレイヤー、ゆうゆうさん。
配信や大会の主催などを通して精力的に「鉄拳」の魅力を発信するゆうゆうさんに、ゲームとの出会いや今後の目標についてお伺いしました。

負けてばかりでも
「明日こそ勝つ」

――日本を代表する女性プロゲーマーとして活躍中のゆうゆうさんですが、ゲームとの出会い、そして格闘ゲームにハマったきっかけはなんだったのでしょうか?

ゲームとの出会いは小学校1年生の時でした。交通事故にあった私は手術のあと3ヶ月ほど入院していて、その時に父がゲームボーイを買ってきてくれたんです。入院中はパズルゲームの「ヨッシーのクッキー」で遊んでいて、段々上手くなっていく感覚が楽しかったのを覚えています。
格闘ゲームの存在を知ったのは高校生のころ。近所のゲームセンターにたまたま寄ったのがきっかけでした。初めのうちは一人用のパズルゲームが目的で通っていましたが、隣にあった格闘ゲームにも次第に興味を持つようになりました。
当時の自分にとってゲームセンターは「非日常的」な空間で、画面を挟んで他人同士の真剣勝負が行われている情景が、とても格好よく映りました。そう思うようになってからは、ゲームセンターに通うようになりましたね。

――何をモチベーションにゲームセンターへ通っていたのでしょうか?

「鉄拳」を始めた当初は負けるのが当たり前の毎日でした。最近のコミュニティはプレイヤーに対して優しいですが、当時は「ゲームセンターに来てるんだからと、厳しいダメ出しをもらうことも多かったですね。
ダメ出しされながら「明日こそは勝ってやる」という気持ちで日々頑張っていました。練習を続けたら少しずつ上達していって、気づけば「強豪女性プレイヤー」としてコミュニティで名が通るようになりました。
私は今でこそいろいろな人に知ってもらい、追う立場から追われる立場になりましたが、心構えは昔から変わっていません。たくさん練習して、少しずつ成長していきたいと思っています。

対戦を断れば負けになる
プレッシャーを乗り越えプロに

――ところで、「ゆうゆうさんといえばシャオユウ」のイメージがありますが、鉄拳を始めたころからシャオユウを使っているのでしょうか?

そうですね。でも実は、シャオユウのことを気に入ったから使い始めたわけではありません。
当時の「鉄拳」は、カードにプレイヤー名と使用キャラクターを登録するシステムでした。初めてプレイする際、女性キャラクターを登録しようと思ってじっくり選んでいるうちに制限時間が迫ってきて。シャオユウの周りのキャラクターはムキムキの男性キャラクターばかりで「このキャラクターはヤダ!」と思って避けていたら、シャオユウに決まってしまったんです(笑)。
今でもシャオユウは使いますが、最近ではザフィーナもたくさん使っていて、どちらも愛着を持っています。

――そんな理由があったのですね。ゆうゆうさんは一度前線から退き、プロとして復帰しました。それぞれ、何がきっかけだったのでしょうか?

ゲームセンター通いは7年ほど続けて、結婚を機にゲームからキッパリ離れていた時期がありました。ゲームセンターに通える時間が減るので、中途半端になるくらいならきっぱり辞めてしまおうと思って。
復帰も考えていましたが、一度離れてしまうと現役プレイヤーたちの実力に追いつくのが非常に難しく、なかなか戻れませんでした。「鉄拳7」が稼働したばかりのころ久々にゲームセンターへ行ったのですが、全く勝てなかったのを覚えています。
そんな時、ウメハラさんから「獣道」という対戦イベントに出演しないかとお誘いいただきました。私の対戦相手は当時すでに女性プロとして活躍していたたぬかなさんで、しかも向こうは出演を決めていると聞かされました。悩んだのですが、もし対戦を断れば負けたことになると思い、「どうせなら出てやろう」と。これが復帰のきっかけになりましたね。
何万人も見ている「獣道」でたぬかなさんに勝ったことで、かなりの反響がありました。そして対戦を見てくれていたプロチーム「UYU」のオーナーから直々に声をかけていただき、プロになれたんです。

出先でも普段と同じ練習環境を

――「鉄拳」を始めたころはゲームセンターやコンシューマー機を中心にプレイしていたと思います。なぜゲーミングPCへ移行されたのでしょうか?

やはりゲーミングPCのプレイ環境が快適だからですね。
例えばコンシューマー機だとマッチングしてから試合が始まるまでの間、毎回10秒くらいは読み込みを待っていたのですが、PCでは待ち時間がほぼ発生しません。10秒は小さな差に感じるかもしれませんが、年に何千試合とプレイするプロにとっては練習の効率化につながるので、非常にありがたいですね。
加えて、ゲーミングPCを使うと海外のプレイヤーとマッチングしても比較的ラグを感じづらい快適な対戦が可能です。
ゲームの外の話をすると、プレイ中でもDiscordなどのアプリを自由に使える点も便利ですね。最近ではプレイ画面を共有して他のプレイヤーからアドバイスをもらうこともあり、攻略にも役立っています。

プロ選手を含めた周りのプレイヤーも家庭用版でプレイする人が多かったのですが、PCに移行する人が増えている印象です。個人的には、大会もPC版で開催されるようになるといいなと思っています。

――ゆうゆうさんがゲーミングPCに求めるものは何ですか?

「出先でも普段と同じ環境でプレイできるか」を重視した結果、GALLERIAのゲーミングノートPCを使っています。
格闘ゲームのプロは遠征する機会が多いのですが、私は大会の前日も練習しておかないと不安になります。高スペックのゲーミングノートPCがあれば、ホテルの部屋でもいつもと同じ環境で練習できるので、とても重宝しています。

デスクトップモデルにも興味があります。ゲーミングノートPCでも十分ですが、スペックが上がって「さらに快適になる」と聞いているので、試してみたいです。
ガレリアのデスクトップはメタリックな見た目がかっこいいですね。もし自分で使うなら、LEDライトを緑色にカスタマイズしたいと思います。

優勝する姿を息子に見せたい

私には小さい息子がいるのですが、最近は私の活動を知って「他のお母さんたちと違う!なんかすごい!」と言ってくれるようになりました。私の最終目標は、息子にもっとかっこいいと思ってもらえるようなプロゲーマーになることです。
いつか息子の手を引いて大会へ行って、客席で息子が応援してくれている中で優勝したいですね。

ゆうゆう

プロゲーマー ゆうゆう

PROFILE

格闘ゲームで有名な強豪女性プレイヤー。

格闘ゲームを始める前は、パズルゲームを練習するためにゲームセンターへ通う。
その後、有名格闘ゲームを6年程やりこみ頭角を現すが、結婚とともに一時引退。
2年後に獣道というイベントで復活し、プロゲーマーへ。MASTERCUPは皆勤賞。
防御とカウンターに重きを置いたプレイスタイルに定評があり、とりわけ非常に低い姿勢となり様々な派生技を繰り出す事ができる特殊な技・鳳凰の構えを巧みに使いこなす様に定評がある。