小さな高性能を、
新しい選択肢に
高性能PCの、新しい居場所
高性能であること。
そのためにPCは大きくなっていきました。
より高い性能を支えるための冷却機構。大型化するグラフィックスカード。拡張性を考慮した内部空間。
それはハイパフォーマンスPCとして自然な進化だったのかもしれません。
けれど私たちは、別の問いにも向き合いたいと考えました。
高性能であることと、日々の暮らしに馴染むことは両立できないだろうか。
デスクの上で。
リビングの中で。
その形状が愛おしいと思えるほどに、
インテリアの一部として部屋に佇むような高性能PCは作れないだろうか。
E seriesの開発は、この問いかけから始まりました。
「小さくする」のではなく、「残す」ために
小型化すること自体は、珍しいことではありません。
しかしGALLERIAとして求められる性能や安定性、そして快適な使用環境を維持したままサイズを抑えることは、簡単な挑戦ではありませんでした。
性能を落とさず、冷却性を妥協せず、長く快適に使えることを前提にする。
難しいのは、小さくすることではなく、大切なものを残したまま小さくすることです。
E seriesの開発は、その挑戦の連続でした。
PCの置き方を、もっと自由に
高性能なPCを使いたい。
しかし、そのために大きなスペースを要することが、すべての人にとって最適とは限りません。
デスクの上をすっきりと整えたい。
PCを含めて、空間全体を美しく仕上げたい。
E seriesは、そんな要望に応えるために生まれました。
これまでスモールフォームファクターという選択肢は、自作PCユーザーによって支えられてきました。
小さな筐体に、十分な性能を収めるためには、パーツ選びからレイアウト、冷却設計まで多くの知識と試行錯誤が求められるからです。
私たちは、これらの要素すべてを解決しながら製品として完成させる必要がありました。
約19Lの筐体は、GALLERIA Xシリーズミニタワーと比べて容積を約56%抑え、設置面積は32%縮小。
それらは小型化を競うための数字ではありません。
性能、冷却、使いやすさのバランスを積み重ねた結果として辿り着いた、大きさの答えです。
性能だけでなく、置きたくなること
E seriesが目指したのは、クリエイティブワークや洗練されたPC環境を大切にする人が、自分の空間に置きたいと思えるデザインです。
よく整理された環境で使うこと。
性能を備えながら、そこにある姿にも心地よさを感じられること。
そんなユーザーの使用環境を思い浮かべながら、開発チームは製品のあり方を考えました。
性能と空間。そのどちらも妥協してはいけない。
E seriesは、PCを選ぶ基準に「どう使うか」だけでなく、「どこに、どう置くか」という視点を加えます。
創作のための環境、その一部として
集中力を要するクリエイティブワークでは、PCそのものだけでなく、周囲の環境も作業体験の一部になります。
ディスプレイやスピーカー、デスクライト、入力デバイス。
そうした道具たちと自然に並び、一つの環境として調和すること。
E seriesは性能を発揮するためのPCであると同時に、創作空間を構成する一つの道具としてデザインされています。
空間の中で、
品格を持つ
高性能を、静かな佇まいで伝える
デザインの起点に置いたのは、クリエイターが欲しいと思えるPCであること。佇まいに品格があり、同時にハイパフォーマンスなPCであることが自然に伝わる。E seriesは、そんなフォルムを目指しました。
PCの存在が部屋の中で浮いてしまうのではなく、リビングに置かれても違和感なく馴染むことを考えて設計しました。
理想の佇まいは、一度では辿り着けなかった
吸気口の位置。
スリットの形状。
全体のプロポーション。
それらは見た目のためだけに決められたものではありません。
ひとつ変更すれば、冷却性能や内部レイアウトにも影響します。
デザインと性能を両立する答えを探し続けた結果として、現在のE seriesの形状が誕生しました。
その過程で試作機は7回にわたって作り直されています。
光らせない、その美しさ
E seriesのLEDランプは、電源ボタン上のインジケーターだけ。
華やかな光で存在を示すのではなく、デスクやリビングに置かれることを考え、必要な光だけを残しました。それは、「光らせない美しさ」という意図的な選択です。
機能を装飾へ置き換えないこと。
必要なものを、必要なかたちでデザインに落とし込むこと。
光を抑えることで、E seriesそのものの造形と、置かれる空間の美しさが自然に際立ちます。
小さくするほど、
配置に理由がある
サイズと性能、その最適解を探す
E seriesで追求したのは、単純な小型化ではありません。
排熱性能を成立させながら、どこまでサイズを抑えられるのか。
性能を求めれば熱が増え、冷却を優先すれば必要な容積も大きくなる。
そのせめぎ合いの中から、サイズと性能の最適なバランスを探りました。
小さければ良いわけではない。
性能を妥協せず、快適に使えることまで成立して初めて、GALLERIAとして届けられる。
その考え方が、E seriesの大きさを決めています。
「収まる」だけでは、搭載しない
高性能なグラフィックスカードをコンパクトな筐体へ搭載するため、その配置は何度も検証されました。
目的は単にカードが収まることではありません。
限られた内部空間の中で冷却性能を成立させながら、長時間安定して使い続けられる状態をつくることです。
E seriesはNVIDIA RTX 5070 Tiまでのグラフィックスカードに対応しています。
それは「収まる」という事実ではなく、「成立する」という考え方の結果です。
「熱」と「音」、
その両方に妥協しない
空気も、デザインの一部だから
冷却性能は、あとから加えるものではありません。
E seriesでは空気の流れそのものを、設計の起点として考えました。
どこから吸い込み、どこを通り、どこから排出するのか。
その流れが決まり、はじめて形が決まります。
フロントパネルのスリットも、サイドパネルの開口も、性能のために必要だった形がそのままE seriesの表情になっています。
空気の流れにも、理由がある
コンパクトな筐体だからこそ、空気の流れは曖昧にできません。
E seriesには合計6基のケースファンを搭載しています。
フロント2基とサイドパネル2基のファンで吸気し、背面2基のファンで排気。さらに、上部スリットからも自然に熱を逃がすことで、内部に熱を滞留させない構造としています。
そしてケース表面積に対し約11%を占める大きなファン設置面積を確保し、小さな空間の中でも明確なエアフローを作り上げました。
どこから空気を入れ、どこを冷やし、どこへ逃がすのか。
限られた内部空間だからこそ、空気の流れにも理由があります。
確実に、そして静かに冷やすために
E seriesでは、冷却性能と静音性の両立を重視しました。
最上位のGeForce RTX 5070 Ti搭載モデルでは、6基のNoctua製ファンを搭載。限られた内部空間でも効率的なエアフローを成立させ、高負荷時にも快適な動作環境を支えます。
私たちが目指したのは、デスク上で使い続けられる高性能PCです。
だからこそ、冷却性能だけでなく、その動作音にも向き合いました。
RTX 5070 Tiまで、その制限にも理由がある。
E seriesが搭載可能としたグラフィックスカードは、GeForce RTX 5070 Tiまで。
ケース内部には、それ以上のグラフィックスカードも物理的には収まります。
しかし検証を重ねた結果、私たちは、高負荷時の動作音60dB、内部温度60℃周辺にとどめることを一つの判断基準として定めました。
性能を高められるとしても、その基準を満たさない構成は採用していません。
「収まる」ことを、性能の基準にはしない。
冷却できること。
静音性を保てること。
そして、デスクの上で快適に使えること。
そのすべてが成立するところまでを、E seriesの性能と考えています。
デスクで使う、
その動きまで整える
つなぐときも、美しく
E seriesは、デスク上に置いて使うことを想定して設計しています。
インターフェイスは、フロントパネル上部の手を伸ばしやすい位置に配置。周辺機器を接続した状態でも外観を美しく保ち、デスク上で使用したときに手前へコネクター類が張り出さないよう、安全性にも配慮しています。
デスクで使うからこそ、私たちは性能や形だけでなく、製品が使われるシーンまで想定した使いやすさを追求しました。
使い続けるために、整えやすく
デスクでの使用を前提としていても、PC下部は埃がたまりやすい場所です。
そこで、底面の吸気面全体を覆う大型の防塵フィルターを搭載。引き出し式の構造とすることで、取り外して清掃しやすくしています。
美しい状態を、一時的なものにしない。日々使い続けるための整えやすさまで含めて、E seriesの使いやすさです。
完成度は、
見えない積み重ねから
生まれる
小型であること。
高性能であること。
静かであること。
空間に馴染むこと。
それぞれは単独でも成立する価値です。
難しいのは、そのすべてを同時に成立させることでした。
E seriesには、内部レイアウトにも冷却にも外観にも理由があります。
その理由をひとつずつ積み重ねた先にある完成度こそが、E seriesの価値です。
小さな高性能という、
新しい選択肢
高性能を、置き場所で諦めない。
空間に馴染むことを、性能と引き換えにしない。
限られたサイズの中に、性能と快適さ、そして美しさを成立させること。
E seriesは、小さなPCではありません。
これからの高性能PCのあり方を提案する、新しいGALLERIAです。