大きな力を宿すために
ミニマルで洗練されていながら重厚感ある佇まいは
シリーズ最高峰にふさわしい存在感を放ちます。
可能性の余白
S seriesは、「性能に限界を決めない」という考え方から生まれました。
使い手を選ぶかもしれません。しかし、その可能性ごとラインアップに迎えたいと、私たちは考えました。
E‑ATXまで対応可能なプラットフォームを選んだ理由は、ただ大きくするためでも、拡張性のためだけでもありません。
性能に対して、思考の枠を設けたくなかったからです。
どんな要求にも、どんな使い方にも、確実に応えられること。それが、GALLERIAが大切にしている性能のあり方です。
プロ級の性能を、日常の延長に
ワークステーション級のCPUへの対応力を持ちながら、
あくまでコンシューマのために設計されたプラットフォームであること。
NVIDIA GeForce RTX 5090との組み合わせは、ゲームも、クリエイションも、AIも、ためらう理由を残しません。
S seriesは、用途を決めつけるPCではなく、やりたいことが増えるたびに、応え続けるための器なのです。
構造化された必然
たゆまず動く、そのために
フルタワーの真の価値は、最高性能を誇示することではありません。
熱、電力、振動、配線、埃──高負荷が続くほど積み重なっていく要素の中で、それでも性能を落とさず動き続けること。
S seriesのフルタワー構造は、性能の上限を追うだけではなく、日常的な運用における“ボトムライン”そのものを押し上げます。
余裕ある容積は、トラブルを起こさない”強さ”です。
「載る」ではなく、「成立する」ための大きさ
E-ATX対応は、拡張を誇るためではなく、想い描いた性能を実現する自由度を確保するため。
キャプチャ、オーディオ、ストレージ拡張、ネットワーク。高密度な構成、余裕のない配線、無理なエアフローは、長時間運用の中で必ず歪みを生みます。
S seriesは、E-ATX規格の搭載を見越した電源選定や拡張構成を前提に、配線の取り回しや空気の逃げ道まで含めて設計しています。
安定性の源である計算された余白こそが、フルタワーのサイズがもたらす本質です。
大型GPU、そのすべてを想定内に
大型GPU搭載時の課題は、単なるカード長に対するクリアランスだけではありません。
重量の支え方、補助電源ケーブルの取り回し、空気の流れ、そしてたわみへの配慮まで含めて、はじめて安定した構成になります。
詰め込むためではなく、安心して使い続けるための余白を備えること。
Sシリーズのフルタワーは、物理的な制約を意識させることなく、
極限構成を“特別ではない当たり前の状態”として運用できる器として設計されています。
容積が、合理的なエアフローを可能にする
冷却性能は、ファンの数だけで語れるものではありません。
吸い込まれた空気が、どんなルートを辿り、どこへ抜けていくのか。その流れを描けるかどうかが重要です。
87リットル級のフルタワーが持つゆとりある内部空間は、CPUやGPU、VRM、ストレージそれぞれに、風の通り道を与えてくれます。
熱を追いかけて対処するのではなく、あらかじめ空気の居場所を決めて、穏やかに導いていく。
それは、ただ大きいからできるのではなく、大きさを活かしてこそ成立する、余裕と静けさを備えた冷却の考え方です。
見えないところで、
違いはつくられる
強くなるほど、支えは重要になる
ハイエンド構成は、性能と引き換えに大きな負荷を生みます。
だからこそ、S series ではATX3.0、80PLUSなどの一定の性能基準を満たすだけでなく、実際の負荷を検証し、電源ユニットを選定しています。見えない部分にこそ、設計の思想があります。
素材は
静かに語る
触れるものだから、熱を持たせない
S seriesでは安全性を考慮した5mm厚の高強度強化ガラスをフロントと両サイドパネルの3面に採用しています。
この強化ガラスパネルは冷却や放熱を役割としていません。
ガラスは金属よりも熱を伝えにくい素材です。
内部が高負荷で熱くなっている時でも、その熱が外に伝わりにくく、
側面に触れても“熱い”と感じにくい、安心感のある外装を実現しています。
また、5mmの厚さは大型のシャーシにおいて耐衝撃性・耐破損性が高いだけでなく、筐体の構造安定性を高める確かな役割を果たしています。
所有する理由が、視界に残る
S seriesのガラスパネルには、30%のブラウン系スモーク処理 を施し、内部パーツの視認性と高級感を両立させています。
冷却構造や大型GPUといった、内部パーツが持つ機能美はしっかり視界に残し、その存在が自然に伝わるように、一方で、視覚的に不要な配線やケーブル類は目立たぬよう、情報量を抑える設計にしています。
これにより、内部配線の視覚的ノイズ軽減と、空間を内包した立体感を成立させています。
S seriesを前にして感じるのは、整然とした構成への納得感と、所有していることへの確かな誇らしさ。
必要なものは見える、不要なものは見えにくい。そのバランスが、使うたびに気分を少し上向きにしてくれます。
空気を
コントロールする
冷却は、まず“流れ”を決めること
S seriesの冷却設計は、どこを冷やすかではなく、空気をどう流すかを考えるところから始まります。
その起点になるのが、フロントに配置された、水冷CPUクーラーのラジエーターです。
吸気した新鮮な空気を、最初に熱交換へ。その順序を決めることで、空気の振る舞いが素直になります。
冷却に、迷いを残さないための配置です。
ファンは数だけではなく、役割
ラジエーターを起点に生まれた流れを、どう支え、どう導くか。
S seriesでは、最大8基のファンを搭載可能ですが、それを単なる冷却量の足し算とは考えていません。
それぞれに役割を持たせ、熱交換を助ける風、内部の熱を送り出す風を分けています。風量が多いだけでは不十分。
必要なところに、必要なだけ風がある。その状態が、結果として静かさと安定性につながります。
エアフローは、熱を居座らせないために
高負荷時に問題になるのは、冷えなくなることより、熱が留まることです。
吸気した空気が、ラジエーターで熱を受け取り、CPUやGPUを通り、排気へ抜けていく。熱が溜まらなければ、性能も騒音も荒れにくい。
S seriesのエアフローは、この流れが途切れず続くことを重視しています。
87リットルは、流れを保つための余白
空気は、押し込めば流れるわけではありません。流れには、余白が必要です。
S seriesでは、ケース内部の容積も冷却設計の一部と捉えています。パーツの配置に無理をせず、空気が自然に動ける空間を残す。
その余白があることで、ラジエーターを起点にした流れは崩れず、熱は穏やかに外へ抜けていきます。
最大性能を支え、日常を乱さない。
ユーザーは常に高負荷な用途で使用するわけではありません。
最大パフォーマンスが求められる場面では、それが長時間にわたっても、熱源を的確に捉え、完璧に冷やしきる。
一方で、負荷が低いときは、空気の流れを必要以上に主張しない。
ラジエーターを起点に、ファン、エアフロー、容積までを一つの流れとして考えることで、冷却は「強くする」と「静かに保つ」を自然に切り替えます。
当たり前を
妥協しない
システムを支える堅牢な足元
87リットル・最大積載時30kgを超える大型のシステムを支える底面脚部は、難燃性ABS樹脂製で対荷重50kg。
重量級デスクトップ構成でも十分な安定性を確保します。
脚部設置面には1脚当たり大きさ約20mm、厚さ2mmの楕円系滑り止めゴムを装着。
駆動振動が床へ伝わるのを抑制します。脚部の高さは22㎜とし、底面からの電源ユニット吸気を強化することで、ケース内部に熱を滞留させないエアフローを確保しています。
電源ユニット搭載エリアにはスライド着脱式の防塵フィルターを標準装備。底面通気孔と組み合わせることで、クリーンで効率的な吸気を維持します。
使われ方まで
つくる
足元に置くから、触れる場所は上に
座ったままで手が届く。視線を大きく動かさず、自然に操作できる。日常のちょっとした動作が、無理なく行える位置です。
性能だけでなく、使われる距離感や姿勢まで含めてデザインする。それも、 S seriesが大切にしている考え方です。
意識させない自然な数は、
誰かの最適ではない
PC操作の途中で、デスクに手を伸ばすその動きが止まらないこと。
そのために、私たちは多くの使用シーンと、そこで使われてきたUSB機器や配線を見てきました。
ゲームの場面も、制作の時間も、日常のデスクも。
そうして浮かび上がってきたのは、接続ポート数が多すぎても、少なすぎても、気になってしまうという事実。
誰かだけのためではなく、多くの人にとって自然でいられる数。
接続を意識させず、集中を妨げない――
その答えが、このUSBポート数とバリエーションです。
※内部パーツの構成により、USBポートの対応する転送速度や給電能力など仕様の一部は変動します。詳しくは製品仕様をご確認ください。
安全安心、
その先まで
デザインする
実用知見が、設計を鍛える。
長時間稼働、高負荷、繰り返される輸送。ゲーム市場で長年で培われた知見が、現在はクリエイションをはじめ、ハイパフォーマンスPCを支える輸送安全性、耐久性に関する設計の基盤となっています。
GALLERIAは輸送時の安全性と長期耐久性まで見据えた設計を行っています。
構造で安心を支える
大型・重量級のGPUを確実に支えるため、S seriesはすべてのモデルにリジッドカードサポートを採用。
輸送時の振動や、長期使用によるたわみを抑え、PC内部でGPUを安定した状態に固定。届く瞬間から、使い続ける未来まで。安心して性能を引き出せる環境を守ります。